"マジョリカタイル”をモチーフにしたタイル

SGO-L7720 SGO-L7730 SGO-L7702-M
 
こんにちは。東京ショールームです。
今回は "マジョリカタイル” についてです。


ひとことでマジョリカタイルと言っても、場合によって解釈も違い、その対象となる範囲も異なっています。

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最も広い意味では、中世以降のイベリア半島を中心に、イスラムやヨーロッパで、白磁が登場する前から行われている伝統的な手法から始まるもので、表面に釉薬を施したタイルとされています。

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現代的な高圧プレスを利用したタイルでも、当時の特徴を持つものであればマジョリカタイルと呼びます。

このように範囲の広い言葉なので、意味を限定する為より詳しい名称が存在しています。

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フィアーバ
【Fiaba】

FIB-1 FIB-2 FIB-A1 FIB-A2 



左:FIB-A2 右:FIB-H1



日本では明治時代の終わり頃、輸入タイルの影響を強く受け、ヴィクトリアンタイルを手本として作られたタイルを国産(和製)マジョリカタイルと呼ぶこともありました。

こちらのフィアーバも和製マジョリカタイルを復刻したものです。


※ヴィクトリアンタイル…イギリスの19世紀ヴィクトリア朝時代を中心に制作されたタイルの総称。

カプレーゼ
【Caprese】

SGO-L7730 SGO-L7701-M



SGO-L7701-M(柄数十種ランダムミックス)

SGO-L7702-M(柄数十種ランダムミックス)



こちらは地中海のイメージをマジョリカ風タイルにしました。

伝統的なマジョリカタイルの陶器質の素材感を、耐久性のある磁器質で再現しました。

最新デジタル技術が、装飾柄を手書きの風情で再現。

南イタリアの街並みや花々から着想を得た古典柄が美しいシリーズです。

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東京ショールームでは、今回ご紹介した2シリーズの展示も御座います。

是非実物を見ににご来店下さいませ。