「ニューヨーカーグラス」目地入れ作業風景


こんにちは 東京ショールームです

ショールームでは定期的に古くなった展示や現物の色とズレができてしまった展示を
本社で作成、又はショールームスタッフが作り直しております

今回は展示の作成の様子を少しご紹介させて頂きます♪

DIYでタイルを貼る方には参考になるのではないでしょうか!


今回作成するのはガラスモザイクの「ニューヨーカーグラス」です
以下品番の展示パネルを新たに作成します









皆さんがニューヨーカーグラスのサンプル請求されてお手元に届くものは、タイルの後ろに紙が貼られたシートになっております






ですが、実際に注文して納品されるものはこのように表に紙が貼ってある「表紙貼り」の状態になっており、紙が貼ってある面を上にして施工します




間違えのないように「表」と大きく表記しておりますよ!



―――では実際にパネル作成していきます!

作成期間は3日間、各工程を説明致します♪



【1日目】
①パネルのどの位置にタイルを貼るか検討
②位置が決まれば養生テープでタイルを囲います




③②で囲った内側に接着剤を塗布します
 使用接着剤はスーパーダインⅡインテリアのホワイト
 (屋内壁用の弾性接着剤です)

 ガラスは透けるので基本的に白の接着剤を使います




 櫛目のヘラを使って一定方向に接着剤を伸ばします



 この時、接着剤を塗りすぎてしまうとタイルの間からはみ出て目地が入れ難くなり、
 接着剤が薄いとタイルがくっつかず剥がれてしまうことがありますので注意が必要です!





 
④タイルの表紙貼りを手前にして接着剤を塗布した部分に被せ、力を入れ押さえてタイルと接着剤をしっかりくっつけます
 特にニューヨーカーグラスの接着面は小さいので、念入りに押さえると良いです!
 あとは1日おいて乾くまで待ちましょう・・・




【2日目】
⑤表紙貼りの紙を剥がします
 3分間水浸しにすると紙が綺麗に剥がれます
 しっかり水を含ませることがポイントです




 表面に糊が残るので水を含ませたスポンジ等でしっかり糊を除去しましょう
 ※糊が残っていると表面の目地材残りの原因にもなるので注意が必要です


⑥目地入れする箇所の周りに養生テープを貼り保護します

⑦目地材を用意していきます
 使用目地材はアートパステルメジの うのはないろ AMJ-P00




 こちらは粉の状態なので水を入れて混ぜペースト状にします
 1袋(5kg)に対して水1.4~1.5ℓが目安です 




⑧目地材を⑥のパネルに入れていきます
 しっかりと奥まで目地が入るよう押し込みながら目地を伸ばしていきましょう!




⑨濡らして硬めに絞ったスポンジで表面の目地を拭き取ります
 やりすぎると目地が窪んでしまうので注意です
 あとはまた1日おいて固まるまで待ちます・・・



【3日目】

⑩仕上げに表面に薄っすら残った目地材を雑巾でふき取ります





完成です!!!









このようにしてショールームは展示も日々更新されております
少しでもお客様のタイル選びの参考になれば幸いです


現在ショールームは予約制となっておりますので、お越しの際は事前にお電話にてご予約をお願い致します

【東京ショールーム 電話番号:03-5350-3111】


皆様のご来店お待ちいたしております♪