デザイン性の高いタイルを使うポイント

個性的なタイルは使うのは難しいイメージがありませんか?

 

タイルの柄が大胆で個性的、デザイン性が高いもの

白、ベージュ、グレー以外の色

形が四角ではないもの…

 

そういったタイルをどこに使うのか想像できない

 

タイルだけ見たら好みのテイストだけど、自分の部屋に使うのは難しそう…

そう思われる方も多いのではないでしょうか

 

↓このようなタイルを使うのはハードルが高そうですよね

NEW ナルチーゾ(ツヤもありアンティーク調)

NEW マグネタイト(アンティーク調強め)

NEW マイマミ(形が六角形)


NEW ムーンストン(ベージュやグレーの使いやすい色だが柄が個性的)


NEW マテリアプリマ(形がひし形)


 

今回は個性的、デザイン性の高いタイルの難易度が高いイメージを変えて

選択肢に入れやすくなるような方法をご紹介します

 

まず『タイルは化粧材の一つなので単体で使うというよりも

ほかの建材との組み合わせで見え方も変わってくる』

ということを頭の片隅においていただきながら

これからご紹介するポイントをご覧ください

 

 

Point1 足し算・引き算をしてメリハリを

NEW ナルチーゾ(6140H番色)

色が濃いタイルや柄が目立つようなタイルの場合は

家具の色を抑えめにしたりカーテンやソファの生地を軽めの素材にしてみる

 

この方法は、主張が強いタイルを使うことで生まれた

″空間の重さ”を抜くイメージです(引き算) 

 

 

NEW ナルチーゾ(6110H番色)

こちらは白が基調ですが金属メッキをアンティーク風にデザインした個性的なタイル

このタイルを床に使う場合は

家具にウォールナットの濃い色やブラックの家具を足して(足し算)

目線を床から濃い色の家具へ移るようにします

 

(全体的にアクセント強めの空間にしたい場合は主張強めなものを選んでOK

 

 

Point2 全体ではなく部分的に使う

例えばキッチンの床だけタイル

洗面・脱衣室の床だけタイル にする

 

イメージ:Pinterest https://i.pinimg.com/564x/70/31/8f/70318f1fcaa9120c1567fa459ca69f8e.jpg

写真はキッチン側にタイルを使用していますね

自然とキッチンとリビングとの空間に区切りが生まれました 

 

 部分使いにしてみるとドアや扉がないような場所には自然と区切りができます

 

 

 

Point3 インテリアのスタイルを縛り過ぎない

″〇〇テイスト”と家全体のテイストを括ってしまうと

デザイン性の高いタイルや個性的なタイルを選ぶのが難しくなってしまいます

 

インテリアのテイストは縛り過ぎず

一部色を揃えるなど

ある一定のルール(小さいことでOK)を作って空間造りを行うと

″ちぐはぐ“にならずに意外と纏まりのある納まりに

 

 

 

Point4 SNSを活用する

タイルを使ってみたいけどイメージがわかない

そんな方にオススメなのがピンタレストです

インスタグラムと違い海外の写真がたくさん出てきますし写真も綺麗です

タイルを使った部屋だけの検索も可能です

 

案外、海外では派手な柄タイルを普通に使っているので写真も豊富

また、1つ写真を選ぶとそのシーンに似た写真がどんどん出てきて便利です

インスタグラムと違い余計なタグが少ないのも見やすいポイントです

 

 

 

Point5 雑誌を参考に

さらにもっと何かアイディアが欲しいという方には

洋書や海外雑誌がオススメです

例えば雑誌だと

ELLE DECORATION(写真は UK版 とFR版)


ELLE DECO UK版

ELLE DECO FR版 
なんだか見覚えのある緑と黒の市松模様のタイルが…

今、流行の『鬼滅の刃』主人公 炭治郎の着物柄と同じ配色ですね!

っと、意外と洋風なテイストだけではなく、見慣れたものも発見できます


日本の雑誌も参考になりますが

商業施設の施工写真でない限りデザイン性の高いタイルを使った紹介は少なく

また商業施設を自分の家に置き換えてイメージするのは難しいですよね

 

タイル文化が盛んなヨーロッパの家を参考にするとアイディアも浮かびそうです

(ナチュラルテイスト、木目を基調にした家などは日本の雑誌を参考にしてみて下さい

Casaは日本建築の特集を組んでいたりもします)

 

 

 

このように一見デザイン性の高いタイルや個性的なタイルでも

今まで持っていた先入観(個性的なタイルはコーディネートしにくいなど)をなくし

見る方向を変える(海外の家を参考にしてみる)と

個性的なタイルを使ってみようかなっと頭の切り替えがしやすくなります

 

タイルを見慣れているかどうかの問題でもあるからです

 

意識を少し変えるだけで

今まで選択肢になかったデザインのタイルが候補に挙がるかもしれません

 

ぜひ色々な方法をお試しください